島ネコになりたくて - 沖縄シマジマ徒然記 -4ページ目

久米島回想記 その五(「木心里」@久米島)

久米島で必ず行こうと思っていたのが、居酒屋「木心里(きこり)」です。
それはもう様々な方の久米島旅行記やブログで評判がよく、気になって気になって。
初日の夜に早速行ってしまいました。

ホテルからは、徒歩5分もかからないくらい。
ここイーフビーチ沿いのイーフ地区は、仲泊地区に次ぐ繁華街。宿泊施設、飲食店、コンビニ・商店が密集していて、食事にも買い物にも困ることはありませんでした。

さて、その「木心里」。ジモティのご家族や観光客で大賑わいでした。
kume5-4

噂どおり、どの料理もボリューム特大。でも美味しいので沢山食べてしまいましたデス。

泡盛からして量が多め。太っ腹!
kume5-1
島夫が注文したのは米島酒造 の「美ら蛍」。昔ながらの製法を貫く米島酒造の銘柄は、生産量が限られているためあまり島外に出回らないのだそうです。付いてくる水が「久米島銘水」なのが嬉しいですよね。(^^)

お通し
kume5-5
左から、魚の南蛮漬け、ナーベラーの味噌煮、たこ焼き。
え?たこ焼き?って思いますよね?でもタコが大きくて美味しかったです。

ミーバイのマース煮&刺身盛り合わせ
kume5-3
沖縄といえばのミーバイ。淡白ながら味わい深い。煮汁まで飲み干したいくらいでした。
お刺身も新鮮。特にコブシメが最高でした!
右にちらっと写っているのは、たこわさです。酒飲みでもないのに止まらなくなってずっとつまんでました。

久米島産地鶏の唐揚げ黒胡椒風味
kume5-2
これまたビーッグなうえに身がしまっていて食べ応え十分。
こんな高級(?)な唐揚げ食べたの久しぶりでした。(^^)

色々な方が薦めていらっしゃるだけあって、何を食べても美味しかったです。
地元の新鮮な食材を使っているからでしょうね~。
実は、「アーサのてんぷら」や「もずく」を注文しようとしたのですが、今はシーズンではないので出せないとのこと。残念でしたけど、それだけ旬のものにこだわっているということですよね!他のお店には無い頑固さもまた良かったり♪

久米島回想記 その四 (イーフビーチ @久米島)

久米島を代表するビーチといえるでしょう。
「日本の渚百選」にも選ばれています。
kume4-2

少しカーブを描いた真っ白な砂浜が続き、海の青とのコントラストがとても綺麗です。
kume4-1
これは2日目の比較的晴れている時に撮った写真。
夏の強い日差しの下ではもっともっと美しいのだろうなあ。

こちらはドンヨリ曇天の4日目に撮った写真。
kume4-5
全体にグレーの幕がかかってるみたいですね。(^_^;)
でも何でしょう、雨女の私にとって曇り空×ビーチはもはや恒例になっているせいか、こんな感じもちょっと好きになってきました。

島夫、物思いに耽るの図。4日目はこんな感じでボーっとしていました。
kume4-6
後頭部で失礼いたしました~。


子供の頃よくやった砂遊び。
kume4-4
ノスタルジックな気分になってパチリ。誰が作ったのか、笑顔が可愛い。(^^)


こちらは、まさにオン・ザ・ビーチな立地のイーフビーチホテル。
どの部屋からでも海が見えそう!いいですねー。
展望風呂の文字も見つけて興味津々です
(向かって右端の建物がそうらしい)
kume4-3
イーフビーチ沿いには、島で二番目に賑やかなイーフ地区の飲食店街が広がっています。我々が宿泊したホテルからもビーチや飲食街は目と鼻の先。朝に夕にこの周辺を散歩するのは至福の一時でした。

久米島回想記 その三 (ミーフガー&ガラサー山 @久米島)

岩が侵食・風化を経て不思議な形を見せる「ミーフガー」。

kume3-3
穴の向こう側にチラリと見える海が、この岩が一身に受けてきた自然のエネルギーを象徴しているようです。

この一体の海岸は岩がちで、海はシュノーケリングに適しているのだそうですが・・・このときは風が強く、とても入ることなど想像できない状態でした(笑)。


一方、ミーフガーから見て島の反対側にある「ガラサー山」。ガラサーとはカラスを指す方言で、たくさんのカラスがここを寝床にしていることからその名がつけられたそうです。
kume3-1

ええっとですね、ミーフガーとガラサー山は、その形状から、ぞれぞれ女性と男性の象徴とされておりまして(///▽///テレテレ)、女岩男岩とも呼ばれているそうですヨ!
そう聞くと、もうそういう風にしか見えませんよね~。(^ω^;)

kume3-2 (←クリックすると大きくなります。え、いらないって?)

久米島回想記 その二 (おばけ坂 @久米島)

kume2-1

下の写真の坂は、下っているように見えますか?上っているように見えますか?
kume2-2
正解は「上っている」です。(^^)

この坂は、上り坂が下り坂のように見えるため、「おばけ坂」と名づけられたのだそうです。
(いや、最初っから上がってるように見えるんですけど・・・!という方もいらっしゃると思いますが・・・^^;)
なぜそう見えるのかというと、急な上り坂の手前に緩やかな上り坂があると、目の錯覚で、緩やかな部分が下っているように見えるのだとか。フムフム。

それと、木の生え方も関係してるのでは?と思いました。
遠くの木ほど深くうなだれているので、遠近法効果(?)が強まって道も細く見え、結果下っているように見えるのかな~、なんて。

面白かったのが、坂がどちらに下っているか確かめることができるように、ボールの入った箱が道端に設置されていたこと。(^m^)  ええ、やってみましたとも。
kume2-3
ちゃんと転がってます・・・
というか、小さくてなかなか転がらないので、半ば強制的に転がしてます・・・ってあれ?止まってる?(笑)

ひとしきり遊んだあとは...
kume2-4
ちゃんと箱に戻しました、ハイ。

さてこのおばけ坂、目の錯覚も面白かったのですが、圧巻だったのは道の両脇に広がる琉球松の林でした。
風が吹くと、
サササササ....サササササ... Σ(・ω・;|||
ここは急いで通り過ぎなきゃ!と思わず足を早めてしまいそうな音を出すのです。
おばけ坂と呼ばれる所以は、案外こちらの松の音にあったりして・・・?!

映画 「椿山課長の七日間」 試写会

映画「椿山課長の七日間」の試写会に当選したので観に行ってきました♪

「椿山」は、主題歌にコブクロの「あなたへと続く道」(「ALL SINGLES BEST」2曲目)が選ばれたと聞いてまず興味を持ち、次に浅田次郎の原作を読んで惹き込まれ、映画も楽しみにしていたのです。

tsubaki  (画像は公式HP よりお借りしました)
 
<ストーリー>
社運をかけたバーゲンセールの真っ最中、勤務先のデパートで脳溢血のため突然死した椿山課長。やり残した仕事や愛する家族、21年分が未払いの住宅ロー ン……あまりに未練がありすぎてこれじゃあ死んでも死にきれない! 天国と地獄の中間地点にある“中陰役所”で、三日間だけ現世に戻ることを許された椿山 は、正体がバレないように生前の姿とは似ても似つかない絶世の美女、和山椿となってよみがえる。「あの世」から「この世」に舞い戻った椿山は、家族の秘密 と親子の愛情、そして秘められた想いを初めて知る。椿山と同様に、殺されたヤクザの親分・武田もまた三日間だけの“よみがえり”を許される。イケメンの美 容師・竹内へと姿を変えて……。(公式HPより)

感想。
原作とは別物。でも、予想以上によかった!
生かされていること、支えてくれる人たちがいること・・・感謝して生きていこうと思いました。

後悔、嫉妬、思慕、狂おしいほどの自己犠牲愛・・・そういったものを生々しく激しく投げつけてくる原作。
読むにつれ、心が締め付けられていきました。

映画は、このような激しさを抑え、「ありえない」設定をコミカルに表現しつつ、心がホンワカ温まるような仕上がりになっていました。

よって、正直最初は違和感を覚えながら観ていたのですが、観終わった今は、ホッとする結末にしてくれて良かったのかもと思っています。オリジナルの通りに映像化 したら、切なすぎますもん・・・。

西田敏行、余貴美子、市毛良枝をはじめとするベテラン陣、そして今をときめく子役の志田未來や須賀健太、演技が本当に上手い。伊東美咲も頑張っていて好感が持て ます。何より美しい・・・(〃∇〃) 

そしてコブクロの歌は、まるでこの映画のために作られたようにピッタリでした。なんでも、プロデューサーの方(だったかな?)が偶然ライブでこの歌を聴 き、バラードの旋律と、歌詞に「椿」が歌われていることに「これだ!」と即決されたんだとか。エンドロールの途中で席を立ってしまう人もちらほらいたの で、最後まで聴かないと損やで~~と説得しで回りたい気分でした(笑)。