映画 「椿山課長の七日間」 試写会 | 島ネコになりたくて - 沖縄シマジマ徒然記

映画 「椿山課長の七日間」 試写会

映画「椿山課長の七日間」の試写会に当選したので観に行ってきました♪

「椿山」は、主題歌にコブクロの「あなたへと続く道」(「ALL SINGLES BEST」2曲目)が選ばれたと聞いてまず興味を持ち、次に浅田次郎の原作を読んで惹き込まれ、映画も楽しみにしていたのです。

tsubaki  (画像は公式HP よりお借りしました)
 
<ストーリー>
社運をかけたバーゲンセールの真っ最中、勤務先のデパートで脳溢血のため突然死した椿山課長。やり残した仕事や愛する家族、21年分が未払いの住宅ロー ン……あまりに未練がありすぎてこれじゃあ死んでも死にきれない! 天国と地獄の中間地点にある“中陰役所”で、三日間だけ現世に戻ることを許された椿山 は、正体がバレないように生前の姿とは似ても似つかない絶世の美女、和山椿となってよみがえる。「あの世」から「この世」に舞い戻った椿山は、家族の秘密 と親子の愛情、そして秘められた想いを初めて知る。椿山と同様に、殺されたヤクザの親分・武田もまた三日間だけの“よみがえり”を許される。イケメンの美 容師・竹内へと姿を変えて……。(公式HPより)

感想。
原作とは別物。でも、予想以上によかった!
生かされていること、支えてくれる人たちがいること・・・感謝して生きていこうと思いました。

後悔、嫉妬、思慕、狂おしいほどの自己犠牲愛・・・そういったものを生々しく激しく投げつけてくる原作。
読むにつれ、心が締め付けられていきました。

映画は、このような激しさを抑え、「ありえない」設定をコミカルに表現しつつ、心がホンワカ温まるような仕上がりになっていました。

よって、正直最初は違和感を覚えながら観ていたのですが、観終わった今は、ホッとする結末にしてくれて良かったのかもと思っています。オリジナルの通りに映像化 したら、切なすぎますもん・・・。

西田敏行、余貴美子、市毛良枝をはじめとするベテラン陣、そして今をときめく子役の志田未來や須賀健太、演技が本当に上手い。伊東美咲も頑張っていて好感が持て ます。何より美しい・・・(〃∇〃) 

そしてコブクロの歌は、まるでこの映画のために作られたようにピッタリでした。なんでも、プロデューサーの方(だったかな?)が偶然ライブでこの歌を聴 き、バラードの旋律と、歌詞に「椿」が歌われていることに「これだ!」と即決されたんだとか。エンドロールの途中で席を立ってしまう人もちらほらいたの で、最後まで聴かないと損やで~~と説得しで回りたい気分でした(笑)。