島ネコになりたくて - 沖縄シマジマ徒然記 -70ページ目

宮古島回想記 その四

<二日目>

二日目の朝。昨晩早く寝たので8時前にすっきりと目覚める。
普段の休日に比べると、奇跡的に早い起床。
窓を開けると海風が入ってくる。ちょっと強いけど気持ちがいい。
目の前のビーチも昨日に負けず劣らず青い。

パイベース前ビーチ

気になる空模様は、青空と雲が半々といったところ。気温はすでに暑い。
八重干瀬では日が差しているといいな。

昨日サンエーで買ったジーマミー豆腐や黒糖パン(名前がわからん)で朝食をとり、八重干瀬ツアーの待ち合わせ場所、池間島へ。

途中池間大橋を渡る。下は信じられないほどのエメラルドグリーンの海。リベンジしたかいがあった。

池間大橋朝の海

前回12月に来たときも、あいにくの曇天にもかかわらず、ここの海の色は強烈だった。
「今度は夏にくるといいヨ。日差しの強さが違うから、海の色も冬とは全然違うヨ。」
そう言われた。いったいどんな色になるんだろう。それが知りたくて再び宮古に来た。
真夏まで待てなかったけど。体感季節は十分もう夏だ。

無事ダイビングショップの方と会うことができ、港からいざ出航。
この日のお客さんは、私達以外に4名ほど。
思い思いの場所に座り、小型の船で八重干瀬を目指す。
池間大橋をくぐり、神々の島、大神島を右手にみながら船は進む。
太陽は出たり隠れたり。顔を出すと海の色が瞬時に変化する。

30分ほどで八重干瀬が見えてきた。海の色が、深い青からエメラルドグリーンへと変わる。
今日は大潮。しかも、1年でもっとも潮の満ち引きが大きいといわれる「サニツ(旧暦3月3日のこと)」の2日前。午後1時台の干潮に向けてサンゴ礁が既に頭をのぞかせて始めていた。(もっとも、八重干瀬が海上に現れるのは、何もこの時期に限ったことではないらしい。)

船は1つめのポイントに到着し、早速シュノーケル開始。

一升瓶という広告媒体

飲酒運転防止に一役 県警、八重泉酒造に感謝状


単純と言えば単純だが、発想が面白いと思う。

居酒屋で一杯やっているときに我々の目に入ってくる情報量というのは、一緒にいる人の顔とか料理とかメニューとか、案外少ないように感じる。また、概してリラックスした状態にあることが多い。

そう考えると、単純に「飲酒運転をするな」というメッセージだけでなく、特定のターゲット層(サラリーマン等)に対して、効果的に広告を発信する媒体として一升瓶を活用しても面白いのではないかと思う。

昨今、広告が氾濫していると言われるが、一升瓶だけでなく、我々の身の回りには、特定のシーンや心理状態をターゲットにした広告媒体として適したモノがたくさん転がっているかもしれない。


八重泉酒造・八重泉ゴールド3年古酒720ml

泡盛の経済効果

泡盛ブームが続けば10年度には・・・ 経済効果922億円

[期待膨らむ泡盛]業界と行政の意欲共有を


泡盛が焼酎を追い抜くかもしれない。ワクワクする話である。
ただ、沖縄タイムズの社説によると、中小の零細企業の中には本土出荷できない企業も少なくないという。

記事に書かれているように共同配送や共同貯蔵の仕組みづくりや行政のバックアップなども必要だと思うが、やはりネットなどを利用して本土の個人と企業が繋 がる何か上手い仕組みがないものか?と感じる。個人の希望的観測で言えば、泡盛とか農産物の個人オーナー制度みたいなものがあって欲しいと思う(山形県の オーナー制)。 例えば、宮古島のマンゴーの個人オーナー制度があったら、私は間違いなく利用する。台風などの自然災害で商品に被害が出た場合の対応など、難しい点はある と思うが、沖縄のファンというのは(沖縄との)精神的なつながりみたいなものを求めている傾向が強いはずなので、比較的やり易いと思う。

全くの思いつきで言えば、最近はやりのアイドルファンド、ラーメンファンドなど、少し変わった小口ファンドを真似て、泡盛ファンドなども面白いのではないか。

「瑠璃の島」初回視聴率

は16%。今のところタイガー&ドラゴン(16.2%)に次いで2位である(「エンジン」に抜かれるんだろうけど)。長年、ドラマの視聴率をウォッチしてきた感じからすると、この手のドラマでこの数字は高いと思う。「沖縄もの」のコンテンツパワーによるものなのか、「ごくせん」の影響もあるのか。
当初、内容は面白いのに視聴率が10%前後で、最後の方で1回早く打ち切り、みたいなパターンかとも思っていたが、意外に「星の金貨」的にジワジワ人気が出てくるドラマになったりして。

「瑠璃の島」第1回

「瑠璃の島」の初回を見た。

沖縄ドラマということでけっこう前から注目していたが、想像以上に面白かった。主演の成海璃子も雰囲気があるが、緒形拳とか岸部一徳とか小日向文世とか倍賞美津子とか、実力派が脇を固めているのでドラマが引き締まってる。セリフもしつこくないし脚本もいいと思う。あと、沖縄っぽさみたいなものを強調しすぎてないのも好感が持てる。内容がシブいから、前クール「ごくせん」のような高視聴率を取るのは難しいかもしれないが、今後の期待大である。

あと、コブクロの主題歌「ここにしか咲かない花」もベリーグッド。コブクロの2人が鳩間島を訪れて作曲し、出来上がった曲を地元の小学校でライブ披露した話が話題を集めているが(SANSPO.COM )すごく良い曲だと思う。宮古島から東京に帰ってきた直後だからかもしれないが、詩とメロディが身にしみこむ感じである。5月11日の発売日が待ちどおしい。

しかし、水が異常に透明だった。竹野内がおぼれかけた瑠璃を助けるシーンなんかは、そのままCFに使えそうである。ドラマを見ていて、昨年の10月、石垣島からパナリ(新城島)にシュノーケルツアーに行った時の海の透明さやそこでの出来事を思い出した。

瑠璃の島のモデルとなっている鳩間島は人口は平成17年3月末時点で60名と報告されているが、新城島の人口は7名ともっと少ない(竹富町HP)。ツアーの途中で陸を歩く時間があったが、たまたま住民の方と話す機会があり、その人の家の縁側でヤシガニとシークゥワーサージュースをご馳走してくれた。ドラマの中でも、小西真奈美の家の前にヤシガニがいて驚くシーンがあったが、ヤシガニは夜行性で草むらなどをゴソゴソと歩いているところを捕まえるらしい。淡白な味だったが美味しかった。縁側でのひとときは忘れられない思い出となった。

アーティスト: コブクロ
タイトル: ここにしか咲かない花