島ネコになりたくて - 沖縄シマジマ徒然記 -69ページ目

「瑠璃の島」第2回視聴率

「瑠璃の島」第2回視聴率が出た。
http://doramashicho.hp.infoseek.co.jp/


何と・・・
予想の13.6%を大幅に下回る11.8%。
これまた下がりましたね。
確かに「あまり一般受けはしないかも」とは書いたけど。それでも緒形拳、竹野内豊、倍賞美津子、小日向文世、小西真奈美、井川遥などなど(書ききれない)俳優陣は超一流、じんわりと心に効くストーリー(面白おかしくはないけど)、コブクロの歌、と島ファンでなくても見る価値は十分あると思うんだけどな。

前回書き忘れたけど、鳩間島(ドラマでは鳩海島)のヤギがかわいい。子ヤギなんて特に白くてフワフワしていて、画面に手を伸ばして触りたくなってしまう。

そういえば、宮古島と橋でつながっている来間島に行った時もヤギの家族に会ったなあ。このお話は、また次の次(の次)くらいの「回想記」で。

宮古島回想記 その六

<二日目(つづき)>

池間大橋の下の海は、潮が引いた状態で、グラデーションが一段と際立っていた。所々に顔をのぞかせた白い砂浜、その周囲を彩る薄い水色と少し濃いエメラルドグリーンの層。


(↓右手奥に見えるのは大神島)

池間大橋から見る海

そんな美しい海で何やら漁をしている人たちを発見。橋のたもとにある駐車場兼見晴らしポイントに車を止め、しばし観察する。(ちなみにここの駐車場は広く、トイレもあるし、大神島から池間大橋の橋桁までぐるっと景色を見渡すことができ、オススメである。)百メートルほど沖だろうか。四角い枠がいくつかならび、漁船も何艘か見える。後で聞いたところ、これはもずくの養殖なのだそうだ。確かに宮古はもずくの名産地として特に名高い(地元の方のページ )。こんな透明な海で育ったもずくが美味しくないはずはなく、本土と違ってニンニクを効かせた味付けのもずくは絶品だ。

池間大橋に後ろ髪引かれつつも、シャワーを浴びるためコンドへ戻る。ふと部屋の鏡を見て私たちは同時につぶやいた。「なんか焼けてない?」二人とも顔が赤いのだ。日焼け止め塗ったのになぁと思って見たら、ウォータープルーフじゃない方を塗ってしまっていた。間抜けである。それに、太陽光線も真夏ほどギラギラしていなかったので、少し油断していたかもしれない。途中で塗り直したりしなかったし・・・。うりずんの時期でも紫外線は十分強いのだとお勉強した。

シャワーを浴びてさっぱりしたところで、平良に繰り出すための赤い顔対策。私は普段ファンデーションを使わないので困ったが、クマ用のコンシーラーがあったので、それを赤くなったおでこ、上頬、鼻に塗る(肌にはよくないらしいけど)。赤みが抑えられていい感じになった。

「瑠璃の島」第2回

「瑠璃の島」第2回を見た。
ゆったりとしたストーリー展開の中に、離島好きなら見逃すことのできないエッセンスが沢山含まれていたと思う。
現金収入がほとんど見込めない島の生活、誰もが知り合いという濃密な人間関係、それゆえのニューカマーに対する好奇と警戒の目。そして島の「唯一の公共機関」である学校の存続にかける情熱。学校の存在が島の人々にとってどれだけ大きいか、しみじみと理解できた。
そして一番ずしっときたのは、島に移住してきてオバアの家に居候している若カップルと瑠璃の会話。「この島はいいよー、人は優しいし、暮らしやすい」というカップルに、瑠璃は「じゃあ、子供のときからここに住んでいたかったって思う?」と尋ねる。「それは、厳しいかなあ...」と言葉を濁すカップル。

鋭い。

私たちは無邪気に離島で生活してみたいと抜かしているが、それは沢山のオプションの中からそれを「選択」できるから言えることなのだ。そんな移住者に対する島人の複雑な感情を、瑠璃が既に代弁しているように思えた。

このドラマもDVDボックス買ってしまうかも。そういえば「Dr.コトー診療所2004」のDVDを買っていなかったことを思い出したので早速注文。音楽の感じが似ているなと思っていたのだが、音楽担当は全く別の方だった。

P.S. でも一般受けはしないかも。第2回の視聴率は13.8%と見た。

 
タイトル: Dr.コトー診療所2004 DVD BOX

宮古島回想記 その五

<二日目(つづき)>

気温は暑いが、水温はさすがにまだ低め。最初はちょっと冷たい。
最初のポイントは、水深やや深めで、カラフルな枝サンゴの固まりが点在しているところだった。極彩色の小さな熱帯魚もたくさん。大好きなクマノミも見つけ思わず興奮。水に浮かんでいるだけで幸せな気分になれる。

日は射したり陰ったり。陰っていても十分きれいだが、日が射したときのキラキラと輝く海の中は言葉をのむほど美しい。サンゴも魚も、そして砂地も。砂地に光が射すと、反射して、あのエメラルドグリーンを生み出すのだ。

30分程で上がり、次のポイントへ移動した後、船の上でお弁当。身体を動かした後の食事はおいしい。

準備ができた人から午後のシュノーケル開始。だがウチの夫は極度の冷え性。濡れたウェットスーツを着たままだったから唇が青くなってきてしまった。このままではもうシュノーケルできないかも?なんて言っていたら、見かねたダイビングショップの方がもう一枚ウェットスーツを貸して下さった。重ね着すればだいぶ暖かいのでは?と。果たして、だいぶ違ったらしい。夫は重ね着のおかげで生き返り、水に入っても寒くない!喜んでいた。

2つめのポイントは、枝サンゴや指サンゴが広く密集しているところだった。水深が浅く、サンゴが身体のすぐ下まで来るので、触ってしまわないか緊張して少しパニくる。何しろサンゴが連綿と続いているので、ちょっと泳いで深いところに行けば立てる、っていう感じじゃないのだ。どこまでいってもサンゴ。その分眺めは壮観。個人的にはパナリのサンゴの方が綺麗だと思うが(八重干瀬も十分すぎるほど綺麗だけど、パナリの印象があまりに強烈だったので)スケールを楽しみたいなら八重干瀬がおすすめだ。

八重干瀬

ここでは餌付けもする。餌は環境にやさしい無添加の黒糖パン。これ、今朝私たちが食べたものと同じだ。

船に戻るとちょうど干潮の頃合い。船の数が増えた。八重干瀬上陸ツアーのフェリーも到着していて、海から顔をのぞかせたサンゴ礁の上を歩いている人がたくさんいる。上空にも撮影用のセスナが飛んでいた。

私たちも、少しだけ上陸させてもらえることになった。ちゃんと、上陸しても問題ない場所を教えてもらい、船から泳いで上陸。

周りは、360度見渡す限り一面の海。そして静かだ。聞こえるのは風と水の音だけ。自分が今ここに立っていることが不思議な気持ちになってくる。何度も深呼吸してしまった。

波が高くなってきたとのことで、少し早めに八重干瀬を後にした。確かに揺れた。波とうねりの間をジェットコースターのように上下しながら池間に戻ってきた。八重干瀬方面は常に波が高いのだそうだ。冬は特に荒れるのでツアーをお休みにしてしまう会社が多い。

約5時間のツアー、楽しかった。これで7,500円は安い。

片付けをして料金を支払って解散。また池間大橋を通ってコンドミニアムへ戻る。

タイガー&ドラゴン

瑠璃の島の公式サイトにアップされていた壁紙がきれいだったんで、思わずダウンロードしてしまった。今夜の第2回が楽しみだ。

 「瑠璃」もいいけど、「タイガー&ドラゴン」はかなりハマりそうだ。クドカン脚本のドラマや映画はだいたい見ているが、「マンハッタン・ストーリー」や「ぼくの魔法使い」あたりから、面白いんだけど、ややインパクトが弱くて物足りない感じがあった。

 でも、今回のドラマを見ていると、やっぱりクドカンって天才だなって思う。
 毎回のエピソードが落語の古典をモチーフにしている、っていう構想自体がおもしろいけど、どん兵衛(西田敏行)が落語「饅頭怖い」を話している時、時代劇調の再現ドラマと、どん太(阿部サダヲ)がTV番組で饅頭のロシアンルーレットみたいなことやってる場面がシンクロするところなんか、かなり笑った。ばかばかしさの中にも意味付けがちゃんとしてある、ていう感じがたまらない。

 初回からちゃんとHDに録画してDVDに焼いとけばよかったあ。