島ネコになりたくて - 沖縄シマジマ徒然記 -67ページ目

宮古島回想記 その十二

いやぁ、 ラフテー美味かった。イカスミソバも、島らっきょうも、美味っ。シアワセ~。「沖縄は料理が不味いからねぇ」って言ってるの、誰ですか?食後の「白いもアイス」も最後の一口まで堪能したところで、宮古島回想記の続きをお届けします。どうぞ。)

<3日目(つづき)>

車が与那覇前浜に近づくと、また道路がわかりにくくなってくる。でも、見覚え ある東急リゾートを目印に何とか間違えず到着。無料パーキングがうれしい。

日差しが強いのでパラソルをもって、早速ビーチへ。数メートルの砂山を登って 開けた視界に飛び込んできたのは、まばゆいことこのうえない白・青・緑の競演だった。今まで見たこともないほど真っ白いサラサラの砂がどこまでもどこまで も続いている。群青、空色、ターコイズブルー、エメラルドグリーン・・・ありとあらゆる「」と少しの「」が織り成す水の色。そして目の前には来間島の緑が迫っている。左手に目をやると、美しいフォルムの来間大橋も見える。いつまで眺めていても飽きないであろう風景がそこにはあった。

与那覇前浜1


東急リゾートから少し離れているせいか、人影はまばら。ビーチバレーを楽しんでいる人が数人いるだけである。パラソルを立て、しばし風景に見入る。風が強く、パラソルが何度も飛ばされそうになった。ここは海峡になっているから風の通り道なのかな。

与那覇前浜は全長7キロにも及ぶ砂浜で、その美しさは「東洋一」と称されている。今年で17回目を迎えた「全日本宮古島トライアスロン大会」のスタート地点でもある。何千人もの選手が一斉にここを泳いでいく姿は壮観だろう。(今年の開催日はこの日からちょうど一週間後の17日だった。)

干潮時にはどこまでも遠浅になるというこのビーチ。でも、少し沖に行けばサンゴ礁の周りに魚もいて、シュノーケルも楽しめるみたいだ。

風が強いし、「泳ぎたい!」というよりは「見ていたい!」という気持ちになっていた私達は、本格的に泳ぐことはせず、波打ち際でしばらく遊んでいた。水は限りなく透明だ。途中小さいカニも発見。カニまで砂と同じで真っ白。

本当は7キロ踏破してみたかったが、さすがに無理か・・・。1時間ほどのんびりした後、前浜を後にして来間大橋へと向かった。

与那覇前浜2


沖縄物産展に行く

渋谷東急東横店で開催中の沖縄物産展(ヨッ、待ってました)に行ってきた。
連休中とあってデパートは大にぎわい。しかも、エスカレーターを上って開催場所の8階に近づくにつれて人口密度はさらにアップ。さすが沖縄パワーである。

琉球新報

さて、本日の戦利品は以下の7品。
 
戦利品


1. ミニシーサー(600円)
 「たーだやー」という八重山民芸品店で購入。葉っぱの上に石色のシーサーが乗っかった可愛いデザイン。
 お店のご主人曰く「うちのシーサー(だけに限らないのかもしれないけど)は、メスはまっすぐ前を向いてるけど、オスはちょっと上を向いてるでしょう。人間でも、女の人は堅実だもんね。男の人は、頑張って稼いでこないといけないから、ちょっと上向いちゃうヨね」。
 ちなみに、我が家では何かの折につけて小さいシーサーを買っている。これで7コめだ。

2. 石敢當キーホルダー(350円)
 同じく「たーだやー」で購入。うちの鍵につけていたキーホルダーが壊れてしまっていたので、ちょうど良かった。石敢當兄さんに守ってもらおう。

3. ナチュレスWH-シリーズ ミニセット(1000円)
自然化粧品の「レキオパラダイス」で購入。店員のネーネーが、手の甲を使って丁寧に説明してくれる。ここの商品は、沖縄にちなんだ4つの天然素材(ゴーヤ、海洋深層水、青パパイヤ、もずく)が使われており、全部無添加だそうだ。敏感肌の私にもうれしい。宮古島の後遺症で日焼けしていること を話すと「日焼け後のケアにもぴったりなんですよ」とのことで、島化粧品デビューが決定。(使用後の感想は後日報告しますのでお楽しみに。)

4. ラフテー (800円)
 「カネマサミート」で購入。今夜のおかず。すごい人だかりができていた。350g1700円くらいでパックされたものが並べられていたが、やや多いので半分にしてもらうよう頼むと、隣にいた上品そうな奥さまから「じゃあ、私はその残り半分をもらうわ」との声が。キップのいいおねえさんが「じゃあ商談成立だね」と快く半分に分けてくれた。
 ラフテーの隣で売られていたテビチも美味しそうだった。

5. いかすみそば(850円)
 「居酒屋野郎りょう次」 (自分は行ったことはないが那覇の人気居酒屋らしい)で購入。今夜のおかず。試食してすごく美味かったので即買い。
 ちなみに、この店の横にはフードコートコーナーが設けられており、りょう次のいかすみそばや「次郎坊」という店の沖縄そばが食べられるようになっている。

6. 島らっきょうの塩漬け(1000円)
 「でいごフーズ」で購入。島ネコ夫の大好物。キムチ漬けと塩漬けで迷った挙げ句、塩漬けに決定。

7. ブルーシールアイスクリーム(300円×5)
 ご存知「ブルーシール」で購入。島ネコ妻はブルーシールのアイスに目がない。紅イモ、美らイモ、白イモ、サトウキビ、マンゴーの5種類を選択。

【定番アイスバニラと沖縄県産アイスがセットになった】うちなーパック

これ以外にも、おにぎりかまぼことかタコそばとか他にもたくさん買いたいものはあったが、ぐっとこらえて我慢。こうやって冷静に書いてみると、結構高いなあ。輸送費がかかるからしょうがないのかもしれないが、もう少し安く買えるようにならないだろうか。しかし、それでも飛ぶように売れるんだから、沖縄モノのブランド力は凄い。

さ、つまみもたんとあるので、晩酌、晩酌。

宮古島回想記 その十一

(いつも読んで下さっている皆様、ありがとうございます。細かすぎる回想記ゆえ、なかなか進まず申し訳ありません。いよいよ後半戦突入ですので、今しばらくおつきあい下さいませm(_ _)m)

宮古島3日目の朝。

今日も天気がよい。しかも今までで一番暑い!

今日はフェリーで伊良部島に渡り、伊良部・下地の両島を散策する予定。コンドの庭に出ると、ちょうど対岸に伊良部の町並みが見える(ちなみに夜景もきれ い)。

パイベース庭から伊良部遠景

これからあそこにいくんだ、と浮かれ気味の2人。

昨日に続き、サンエーで購入したパンや野菜ジュースなどで朝食をとる。洋服の下に水着を付けて、シュノーケル3点セットをとパラソルを車に載せ、いざ出発。目指すは平良港。

さすがに3日目なので、迷わずに到着! と思いきや、港の敷地に入ってから駐車場の入り口がよくわからなくて、やっぱり迷ってしまった。アタフタしていたら、ちょうど近くにいたオジイが「ここに停めれば?」とでもいうように無言で指差す場所があったので、おとなしくそこに停める。

車も無事停められたところで、フェリーのチケットを購入しようとマリンターミナルへ。伊良部まではフェリーで約20分、高速船で約10分。下地島は、伊良部とわずかしか離れておらず、橋でわたることができる。

ターミナル周辺は結構な人混み。「もしかしてみんな伊良部へ行くのかな?すごいねえ。」などと話しながら窓口へ。意気揚々と「伊良部まで行きたいんですが」と告げると、ごめんねぇ」との声が。え?どーゆーこと? 聞けば「今日、フェリーは八重干瀬上陸ツアーに回されちゃってて、昼間は走ってないのよ~」とのこと。壁の張り紙を見ると「4月9日から11日まで八重干瀬まつりのためご注意下さい」の文字が!

何と。

この人達は八重干瀬に行くのね。そして昨日八重干瀬で見かけた観光フェリーは、平良-伊良部間のフェリーが回されたものだったのね。納得とともに脱力・・・。(ちなみに、朝9時頃までと、夕方17時頃以降は通常どおり運行してるようだった。)



カーフェリーじゃなく高速船で行くことも考えたのだが、渡った先の足もなく(レンタサイクルも考えたけど、自転車で気軽に回れるほど小さく平坦な島ではないので、断念。)、平良発のシュノーケルツアーなどは軒並み出発してしまった後だったので、今回は伊良部行きを諦めることに。渡口の浜、中ノ島、下地飛行訓練場そばの海などなど、行きたいところはたくさんあったのだけど、また次のお楽しみということで。

さて、では今日1日どうしようということになり、それぞれが行きたい場所を一つずつ挙げることに。夫は、与那覇前浜に行きたいらしい。確かに、今まで晴天の昼間に行ったことはない。「東洋一」の砂浜を堪能するには絶好の日和かも、ということで採用!

私は来間島にもう一度行きたいと思った。1日目に行ったときはもう夕暮れだったし、島の入り口付近にある「竜宮展望台」までしか足を踏み入れていないから。

そんなわけで、気を取り直した私達は一路車を南へと走らせたのである。

「タイガー&ドラゴン」第3回と島映画情報

タイガー&ドラゴンにリサ役(竜二の店のバイト)で出演中の蒼井優主演の「ニライカナイからの手紙」という映画が6月に封切られるようだ。

舞台は竹富島、監督は「ナビィの恋」の中江裕司監督。離島マニアとしては見逃せない1本だ。
    
ところで、タイガー&ドラゴンと言えば、昨日、録画していた3回目を見た。例によって今回の話はよくできていた。

キーワードは「風流」
オリジナルは、風流なんて程遠いのにプライドだけは人一倍強い登場人物達が、「茶の湯も知らない」ことがばれないようにと、滅茶苦茶な方法で茶をわかしたり、まっずい菓子を作ったりと、騒動を繰り広げる。
物語の最後は、ある客人があまりの菓子がまずいので、厠に駆け込み外の畑に菓子を放り投げる。それを見た百姓が「また、茶の湯やってんな」とつぶやく、っていう笑い話(笑うほど面白いとは思わんが)。
http://www.interq.or.jp/sun/freetime/102rakugo/102tyanoyu.html

で現代版のキーパーソンは、当代のカリスマプロデューサー、BOSS片岡。彼の口癖は「ヤバいよ」と「キテるよ」。この「ヤバい」が「茶の湯」のアナロジーとなっている(と解釈した)。みんな何が「ヤバい」、「キテる」のか実は分かっていないのに、「『ヤバい』を理解できないこと=恥ずかしい」という思いにかられ、BOSSがデザインする服を買い、BOSSが企画するイベントに参加してる。こんな風刺をドタバタ劇と笑いで包み、ストーリを展開していく手法はいつもながら見事だ。
 (ちなみにオチは、恒例のナイトイベントが終わった後、カップルたちが入場券代わりのリストバンドを次々に寺に投げ入れ、お坊さんが「また、やってんな」とつぶやく、というもの)

落語って全く興味なかったけど、このドラマみたいに「翻訳」してくれると、結構おもしろいと思う。ちょっと見に行ってみたいとも思い始めた。
「茶の湯」じゃないけど、自分はまさに風流を解さない人間なので、クドカンには次回作でぜひ歌舞伎とか、オペラとか、小難しいものを題材に笑えるドラマを作って欲しいものである。


   

 

「瑠璃の島」第3回視聴率 & 島ネコ夫婦のGW

http://doramashicho.hp.infoseek.co.jp/
ちょっと持ち直した!
まあ、毎週そんなに一喜一憂することもないんだろうけど、ちょっとうれしい。

あまり「沖縄っぽさ」を前面に押し出していないから、沖縄ファンはかえって遠ざかっちゃったのかな、なんて思っていたのだが。


さて、琉球新報によると、今年のGW期間の人出予想は10日間で80万人だとか!
いいなあ~。羨ましい。
3週間前に宮古に行ったばかりだけど、またすぐにでも行きたくなるのが沖縄病。

連休後半は天気が下り坂みたいだけど、せっかくこの高い時期に行く人のためにも、1日くらいは晴れて欲しいものである。と思っていたら、梅雨入りしたとのニュースが!さすが沖縄、本土より1ヶ月早い梅雨入り。例年より6日早いらしいので、今行かれてる方は残念ですね・・・。

さて、島ネコ夫婦は仕事が忙しいこともあって、おとなしめのGWを過ごし中。とはいえ1日くらい仕事を忘れてパーっとしたいということで、GW前半のとある日、夏服仕入れのためガーデンウォーク幕張というアウトレットモールに行ってきた(客観的にみてパーっとしてないかもしれないけど)。

ちなみにこの日は、幕張近辺にお住いと思われるファミリー層を中心に劇混みであった。試着待ち10分は当たり前の世界。

年3回ほどアウトレットモールで洋服を仕入れるのが、我々夫婦なりの無駄買い防止策である。とはいえ、まとめ買いすることになるので毎回結構な数を購入することに。今回も「沖縄移住が夢」のくせに、沖縄に行ったら絶対必要ないであろうアイテムを色々買ってしまった。

島ネコ妻の戦利品:
通勤にも普段にも使えるジャケット(DGRACE)
シフォンブラウス (DGRACE)
薄いブルーグレーのパンツ (Tommorrowland)
サーモンピンクのプリーツスカート (United Arrows)
グレーのタンクトップ (United Arrows)
紺の半そでカットソー (ROPE)
黒のスリッポン (United Colors of Benetton)

島ネコ夫の戦利品:
夏用スーツ (ABAHOUSE)
ジャケット+パンツ (Tommorrowland)
Yシャツ4枚(!)(シャツ専門店)
普段着用の半そでTシャツ (ROPE)
普段着用の半そでシャツ (Takeo Kikuchi)

まあ、、、一応、すべて必要なものではあるんだけど。値段も、ぜんぶ定価の半額未満だけど。それにしても買いまくりである。

「沖縄行ったらこれみんなどうすんの?」、「でも今は東京に住んでるわけだし、通勤しなきゃいけないわけだし・・・」、「そうだよね・・・」 と自分達の所業を言い訳しつつ、帰途に着いた我々であった。着れるうちに着たおそ。